深セン問屋街 2025年最新レポート~「水貝黄金宝石卸売市場」

新年あけましておめでとうございます!

昨年中は格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

本年もお客様の期待に応えられるよう、全力を尽くしてまいります。

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

今年もより一層、深センの最新の情報や動きを把握して皆さんにご報告させていただきたいと思います。

ということで、今回は深センの水贝エリアにある「黄金宝石卸売市場」を紹介させていただきます。

水贝の黄金宝石市場は、中国を代表する黄金宝石卸売市場として知られていて、非常に規模が大きく、国内相場に強い影響力を持つ、取引及び情報交流の一大拠点でもあります。

水贝エリアは深セン市羅湖区にあります。

地下鉄3号線の「水贝」駅あるいは「田贝」駅からアクセスできます。

このエリアの中には、有名な問屋ビルが多数あります。

水贝银座、●水贝金座

●特力珠宝大厦、●金钻大厦

●泊林国际、●兴龙大厦

●金丽国际珠宝、●正福国际

●水贝国际珠宝交易中心●水贝壹号

●金展珠宝广场、●水贝万山

水貝・布心エリアにあるジュエリー産業拠点の年間販売額は1000億元を超え、中国卸売市場の60%以上を占めていると言われています。

ここには膨大な量のゴールド製品が集まり、国内外の多くのバイヤーや消費者を惹き付けています。

その中で一番有名なのは「水贝国际珠宝交易中心」になりますが、ここは2004年に開業した3階建ての問屋ビルで、

1階は有名ブランドの製品、2階にはオリジナルデザインの製品、3階にはゴールド以外のシルバーやプラチナ、宝石、真珠などの製品が集まっています。

・製品の種類に関して

水贝のゴールド製品は種類が極めて豊かで、伝統的な指輪やネックレス、イヤリング、ブレスレットなどのアクセサリーから、

現代風のデザインを取り入れたブローチ、ペンダント、腕時計といったものまで、様々なアイテムが揃っていますので、人々の多様な好みに応えることができます。

・品質に関して

水贝のゴールドは品質にも定評があります。厳格な検査基準を通過した高純度の金素材が多く使われています。

各ビルにはゴールドの品質と純度を鑑別してくれるカウンターが設置されていますので、消費者が安心して購入できるシステムになっています。

純度や加工費用は店や商品によってそれぞれ違いますので必ず確認した上で購入してください。

・価格に関して

水贝のゴールド市場は価格面でも優位性があります。

卸売価格ですので余計なコストを抑えられ、より合理的な価格でゴールド製品を仕入れることができます。

これは、多くのバイヤーが水贝を選ぶ重要な理由の一つです。

さらに、水贝はゴールド製品の産業クラスター効果を生んでいます。

デザイン、加工、生産、販売など一連のサプライチェーンがここに集結し、ゴールド製品に関する業界の発展を推進しています。

近年ではネット通販の流れに乗り、TaobaoやWeChat、TikTokといったオンラインでの販売も盛んになってきています。

これにより、中国全土や海外の消費者も、より手軽に水贝のゴールド製品にアクセスできるようになり、その知名度と影響力はさらに拡大しています。

深センの水贝エリアは、ゴールド製品の宝庫とも言える存在で、その魅力的な文化と産業を、持続可能な形で更に発展させるべく日々進化しています。

・ゴールド製品をお土産として日本に持ち込む際の注意点

中国で購入した金を、日本国内へ持ち込むこと自体にはなんの違法性もありませんが、

その際にいくつか遵守する必要があるルールがあります。

ルールを知らないまま金を海外から持ち帰ると、罰則の対象となるおそれがあります。

海外での思い出を台無しにしないためにも、金輸入に関するルールを押さえておきましょう。

★以下2つのうち、いずれかの条件に当てはまる方は事前に税関で書面にて申告をする必要があります。

・純度が90%以上の金地金が1kgを超えている場合

・海外で購入したほかの品物と、金の購入金額の総額が20万円を超える場合

また、日本には厳格な貴金属輸入規制があります。

ゴールド製品を輸入する前に、必ず日本の関税定率法、産業安全及び規制などの関連法規をしっかりと調べておくのが賢明です。

(例えば、金の純度表示方法が日本の基準に合致しなければ、該当するゴールド製品が輸入禁止や罰則といった措置を受ける恐れがあります。)

以上、今回のブログをご参考いただければ何よりです。

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