「YP社員の日本旅行記」卓球の国際大会観戦のため福岡県の小倉に行ってきました!
みなさん、いつもお世話になっております。
広州パスポートの何(カ)と申します。
先月の20日から25日まで、卓球の国際大会を観戦するために福岡県北九州市の小倉へ行ってきました。
その間は同僚が代わりに顧客対応をしてくれました。
お客様のご理解と同僚のサポートがあってこそ、心置きなく全試合を観ることができたことに対し、心から感謝しています。
11月20日の朝発のフライトで先ず広州から上海に飛び、上海で福岡行きの便に乗り換えました。当日に福岡に到着した後は、福岡空港からバスで博多へ、博多から新幹線で小倉に移動しました。小倉の新幹線駅から歩いて10分前後でホテルに着きチェックイン。その後は主催者が手配したシャトルバスで会場である北九州市立総合体育館へ移動しました。
トランジットで上海に立ち寄った際に撮った写真
博多駅で新幹線のチケットを購入
自分は方向音痴なので、異国の地で一人で乗り物を乗るのはちょっと不安で、無事にホテルに着けるか心配しました。
空港からホテルまで、行き先を尋ねたのは7人か8人はいたかと思います。汗
でも、皆さんが親切に案内してくれて、心が温かくて感謝でいっぱいです。
小倉駅についてから、グーグルマップを見ても方向が分からず、ぐるぐると周辺を廻った挙句、15分もかかってしまいました。汗
その時もサラリーマン風の男性の方に道を聞いたところ、親切に道を教えてくれました。向こうは私が外国人だと知ってか、最後に「ホテルまではそんなに遠くないので、気をつけて行ってください。」と優しい一言をいただきました。
その後、なんとかホテルに辿り着いてから、すぐに小倉駅のシャトルバスの乗り場へ向かって、体育館へ移動しました。
ホテルの近くで撮った写真。
北九州市立総合体育館 昼夜の様子
会場内の様子
2024福岡ファイナルズ 女子ベスト8決定戦
会場では早田ひな選手を応援する地元の人が多かったですが、オリンピックの際に負った手の傷がまだ完全には回復していない上に、最近の試合に出ていないことが影響したのか、ベスト8決定戦の試合で相手に負けてしまいました。
現在16歳の張本美和選手は若々しくて、中国代表団にとってもなかなか手強いライバルであります。
試合結果は中国から帰化した現韓国代表のJeon Ji-Hee選手に3対1で勝ちました。
2024福岡ファイナルズ 男子ベスト8決定戦
中国代表の梁靖崑選手はベスト8で張本智和選手に敗れました。
張本兄妹は強いですね。
フランス代表チームのパリオリンピック男子銅メダリスト、アレックス・ルブレ選手もスロベニアのダコジョンチック選手に敗れました。
2024福岡ファイナルズ 女子ダブルス ベスト4決定戦
中国ペアの孫穎莎&王芸迪組と日本ペアの佐藤瞳&橋本帆乃香組の一戦は中国ペアが0-3で敗れました。
チケットは事前に取ってあったので、20日の夜の試合も観ることができました。
夜の試合が終わった時は既に深夜の23時過ぎで、シャトルバスもなくなってしまったため、苦労してようやくホテルに戻ってきました。それから身の回りの片づけをしていたら、あっという間に3時になってしまい、それから急いで寝ました。こうして翌日は朝7時に起きて、再び会場に向かいました。
日本滞在中はほとんどホテルと体育館を往復するだけの毎日で、日々の試合のスケジュールに追われた五日間でした。
初日から最終日まで毎日試合を見ていたので、小倉にいる間にまともな食事は5回しか摂れませんでした。。汗
11月21日は夜のチケットしか取らなかったので、会場で自由席を買い、試合が終わってからは、小倉駅の近くにある商店街にあったお店「ShinShin」で博多ちゃんぽんを食べました。一番薄い味のちゃんぽんを注文しましたが、あっさり味に慣れた広東人の私にはやはり味がちょっと濃かったです。
食事が終わった後は、夜の試合を見るために、もう一度会場に戻りました。試合前に早田ひな選手のサイン会に並んで、サインをいただきました。
試合の合間に時間を縫って、近くにある場所をあっちこっち回ろうと思いましたが、なかなか時間が作れずに、
結局11月23日の午後に、ようやく時間が空いたので友達と小倉城へ行きました。
タクシーでおよそ15分で着きましたが、散策を始めたと同時に雨が降り始め、雨宿りのため、お守りの販売所の前で30分以上待ち続けました。
小倉城の様子を晴天と雨天の中で両方見れて、それぞれ違った感慨にふけることができ、ある意味ラッキーだと思いました。
雨が止んだので、会場へ戻ることにしました。
小倉城からちょっと歩いたところにある紫川を訪れると、すでにクリスマスの雰囲気になっていました。地元の人と欧米からの観光客がそれぞれクリスマスの雰囲気に浸っていました。
11月24日の夜に食事をするため、小倉駅前の商店街へ行きました。
ここの風景は日本のドラマによく出てくる雰囲気そのままでした。
一部のお店は夜20時を過ぎると閉店してしまいます。ですので事前に予約しないと、食べたいお店にも行けなくなります。この日は大会の最終日だったので、写真は撮りませんでしたが、商店街にある油そば屋さんで食事をしました。
食事を終えた後はホテルに戻って翌日の帰国準備をし、翌朝は一早くホテルから福岡空港へ移動しました。
あっという間の五日間でしたが、今だに滞在期間中の毎日の記憶が鮮明に頭の中でビデオテープみたいに繰り返しています。
いろんな人に道を尋ねたり、優しくしていただいたり、白熱した会場で応援する大声などなど、それぞれが良い思い出になった五日間でした。
「旅は自分が見慣れた風景から、他人が見慣れた風景を見に行く」という言葉が中国で流行っています。最近、長期・短期にかかわらず旅行を計画する人が増えていますが、目的はただ単に風景を観に行くだけでなく、その土地にある知らないことや食べたことのないもの、初めて出会う人、その土地ならではの文化や建造物に触れるなど、いろいろな体験をすることができます。
旅はまた、自分を癒す、リセットするという意味で精神の治療時間にもなります。
人は自分らしく、他人の考え方に縛られず、自由に生きることを求めている。でも、それはなかなかできないこと。だからこそ、たまに旅に出て、自分を探す。
以上、私のブログをご拝読いただき有難うございました。
何,玉萍
イーウーパスポート 中国現地法人・恰瑟贸易(広州)有限公司 貿易業務部
2018年入社 広東省出身、広州在住