深セン問屋街 2023年最新レポート~「松崗琥珀国際交易市場」

いつもお世話になっております。

今回は深センのアクセサリー市場「松岗琥珀国际交易市场」を紹介したいと思います。

琥珀は地質時代の樹脂の化石です。華やかな見た目の通り、大地や太陽などの壮大なパワーをもつ石とされています。

はちみつのような透明感のある黄金色が魅力的で、アクセサリーなどに利用されることが多いです。

中国国内の琥珀の産地は遼寧省撫順市になりますが、

現在市場に流通している琥珀は主に、ロシア、ポーランド、ミャンマー、ドミニカ、メキシコなどの国や地域から輸入されたものになります。

「松岗琥珀国际交易市场」には、琥珀の原石、初期加工だけした半製品パーツ、アクセサリー用のビーズやペンダント、装飾用パーツなどが集まっています。

松岗琥珀国际交易市场(世纪琥珀博物馆)

住所:深圳市宝安区松岗镇红星社区松瑞路2号101

1階と2階は問屋街、3階には琥珀博物館が設置されています。

4階以上はホテルと店舗事務所になっています。

営業時間は各店舗によってそれぞれ違いますが、多くの店が10時半ごろから開店し始めます。

ビル自体はAM9時30分から営業していますので、店員さんがいなくてもショーケース越しに商品をチェックすることはできます。

ビル営業開始直後の様子:

AM10時半になると開店するお店が増えてきて、お客様も入ってきます。

商品例: 原石、半製品、装飾用パーツ

商品例: アクセサリー(半製品/DIY用のビーズ、ペンダントなど)

商品例: アクセサリー(チェーン、ネックレス、イヤリング、リングなど)

琥珀の原石は、色合いや風合いが一つ一つ異なり、同じように加工しても全く違う印象に見えることがあります。

琥珀の価値や価格は、色合い、大きさ、内包物の有無や種類、透明度のレベル、年代など様々な指標で鑑定されることで、評価もかなり変わってくるので、市場を廻る際は是非、複数の品質の琥珀を比較して判断してください。

以上、今回の市場調査をご参考いただければ幸いです。

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