深セン問屋街 2023年最新レポート～「匯通通信配件市場」
いつもお世話になっております。
広州パスポートの何（カ）と申します。
弊社が深センにオフィス拠点を新たに設けたことに伴って深センの市場情報を把握するために華强北という世界最大の電気街を徹底的に調査してきました。
電子機器・部品系の問屋ビルが密集している華强北には、普段スマホにつけているスマホケースやストラップをはじめ、種類が多すぎて、それぞれ実際何に使うかわからないような細かい電子パーツまで揃っています。
今回は「赛格通信市場」の後方エリアにある「匯通通信配件市場」を紹介させていただきます。
「匯通通信配件市場」はスマホ・タブレットカバーやストラップなどの電子機器関連のアクセサリー商品を中心に取り扱っている市場です。
スマホケースの種類の豊富さ、且つ安価で中国国内でも大人気～商売のための仕入れ目的だけではなく、個人需要でわざわざこちらに買いにくる人も大勢いるそうです。
「匯通通信配件市場」
住所：広東省深圳市福田区振中路ccdd区3棟
アクセス：地下駅「華强北」E1出口から出て、徒歩でたったの4分！
「匯通通信配件市場」は2フロア（B1とF1）しかないので、お店の数が少ないだろうと思いきや、店舗の多さにびっくりしました( ﾟДﾟ)
通路が狭く、歩きにくいと感じるほど店舗が密集していたのです。さらに、ほとんどがスマホケースを取り扱っているお店というのも大変印象深いです。
ビル内をぐるっと一廻りしてみましたが、中には有名なキャラクターがプリントされているものやCASETIFYとまったく同じ品質を持つものもあれば、シンプルなオリジナルデザインのものもたくさんあります。
こちらで取り扱っている商品の価格と最小ロット数はどの程度なのか把握するために、いくつかの店舗にヒアリングをしてみました。
店舗①
こちらのお店でロゴなしのCHANEL風のショルダーケースを発見しました。
最小ロット：5個
素材：PU革
※左画像 ショルダーストラップ（ノーマルPU革タイプ）ケース付き 単価：14元（=約280円）
※右画像 ショルダーストラップ（合金製ボール付属タイプ）ケース付き 単価：20元（=約400円）
店舗②
スマホストラップが盛り沢山～
下記のアクリル製チェーンタイプは大体1.2～1.5元（=約24～30円）程度で入手可能ですが、長さはそれぞれ違います。
最小ロット：50本（各種類アソート可能！）
ほかにも、Y2K風のストラップも種類がたくさんあります。
単価は1～2元（=約20～40円）程度で、同じくロット50本からアソート可能です。
店舗③
こちらには自社開発のオリジナルケースが集まっています。
すべて1個から購入可能です。
商品を実際に手にしてみましたが、とても丈夫で品質が良かったです。
「弊社は安価で競う会社ではなく、デザインと品質で勝負したいという理念で製品を作っています。よって他社よりは高いかもしれませんが、品質には自信があります。」と店員さんが言っておりました。
単価：15元（=約300円）
最小ロット：1個
単価：13元（=約260円）
最小ロット：1個
店舗④
こちらはスマホの後ろにつけるクッションスタンドをたくさん取り扱っているお店です。
種類があまりにも多くて、目が回らなくなってしまいそうです💦
その中で最近流行っているビンテージ風のメタルタイプの値段を聞いてみました。
ほとんど1個から入手可能で、単価は２～3元（=約40～60円）です。
店舗⑤
こちらはメンズ向けのスマホケースを取り扱っているお店です。
シンプルで柄なしのレザー調や木調タイプの商品もあれば、少し派手目なクロコ調のアイテムもあります。
マグネットなしタイプ
単価：6元（=約120円）
最小ロット：3個
マグネット付きタイプ
単価：8元（=約160円）
最小ロット：3個
以上、ご拝読いただき有難うございました。
今回の市場調査が皆様のご参考になれば幸いです。
※当市場または店舗にご興味をお持ちの方は、担当者或いは弊社HP上のフォームよりご遠慮なくお問い合わせ下さい。尚、記事作成にあたっては、弊社会員様が利用されている店舗は除外しております。
※ブログ内で表示しております日本円での価格は(1元=20円)で計算しております。
イーウーパスポート中国現地法人 貿易業務部
2017年入社 広東省出身 広州在住
