広州美味アテンド~広州パスポート社員による地元グルメ紹介!!⑥

 皆様、いつもお世話になっております。

 広州パスポートの何と申します。

 去年からビジネスで広州にいらっしゃる方も少しずつ多くなってきました。出入国制限が緩くなっている今、現地仕入れに来られるお客様ももっと増えてくると思います。

 

 中国では「民は食をもって天と為す」ということわざがあり、日常生活において「食」はとても大切なものとされています。

 広州に滞在中、お食事に悩まれるお客様もきっといらっしゃると思いますので、今回は皆様に広州にある美味しいレストランをご紹介したいと思います。

 今回ご紹介させていただくのは広州市にある8年連続ミシュランに認定された麺処 —「麗的面家」です。

 「麗的面家」の創業者は広州の代表的な麺「雲呑麺」の四大始祖の一人である何洪記であり、香港の有名な飲食店グループ「正斗集团」傘下の麺処です。

  今でも広東の伝統的な「竹昇麺」の味を忠実に守ることに専念しています。

  魚介で煮込んだスープには食材の味がしっかりと浸透され、薄味でさっぱりしていて、一口飲むとうま味が口の中で繰り返す感じがします。

  「麗的面家」で供される麺は、太さでは「細麺」と「粗麺」の2種類があり、ボリュームによってまた、小⇒「細蓉」と 大⇒「大蓉」に分けられています。

  「細蓉」と「大蓉」というのもまた、雲呑麺業界ならではの伝統的な呼び方で、今の時代ではもうほとんど使われていませんが、雲呑麺の伝統を守る「麗的面家」のメニューには今現在もそう記載されています。

  本場広東の「竹昇麺」はとても歯ごたえがあり、麺が細い割にはなかなか伸びにくいのが特徴です。

ご興味があれば、ぜひ皆さんも一度食べに行ってみてください。

以上、ご拝読いただき有難うございました。

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