深セン問屋街 2023年最新レポート~「遠望数碼城」

いつもお世話になっております。

広州パスポートの何(カ)と申します。

弊社が深センにオフィス拠点を新たに設けたことに伴って、深センの市場情報を把握するために華强北という世界最大の電気街を徹底的に調査してきました。

電子機器・部品系の問屋ビルが密集している華强北には、普段スマホに装着しているスマホケースやストラップをはじめ、種類が多すぎて、それぞれ実際何に使うかわからないような細かい電子パーツまで揃っています。

今回は「赛格通信市場・康楽大厦」の隣のエリアにある「遠望数碼商城」を紹介させていただきます。

「遠望数碼城」は有名ブランドのスマートフォン、タブレットとその付属品(保護フィルム・充電器・ケーブル)を中心に取り扱っている市場で、「中国最大のスマートフォン卸し市場」と呼ばれるぐらい、その名を馳せている市場になります。

スマートフォンは1台からでも購入可能で、単価は公式直営ストアより数百元、時には2千元も安くなる場合もあります。

ビル内は4階あり、各フロアに出店しているお店は約100店舗あります。統計によると、こちらの全店舗合計で毎日スマートフォンが1000台以上も出荷されているそうです!

「遠望数碼城」

住所:广东省深圳市福田区华强北街道华强北路2006号

アクセス:地下駅「華新」B出口から出て、徒歩でたったの6分!

           地下駅「華強北」B出口から出て、徒歩でたったの10分!

「遠望数碼城」は全部で4フロア(1~4F)あります。

1F スマートフォン修理店、スマートフォン(中古品)販売店

2F 保護フィルム、スマートウォッチ、スマホケース、モバイルバッテリー

3F スマートフォン(新品)卸し

4F スマートフォン(新品)卸し(常連客向け)

日本にはスマートフォンの撮影シャッター音が嫌で、海外版を求めている方が多数いると聞いたことがあるので、海外版スマホの販売はなかなか面白いのではないかと卸屋の店員さんが言っておりました。

ですが、海外版スマートフォンを輸入し日本で販売するには、TELEC認証、JATE認証、PSE認証、BQB認証が必要となりますので、なかなかハードルが高そうですねヽ(´Д`;)ノ輸入関税や法律面の規制などについても事前に日本の税関に確認する必要がありそうです。リスクをチャンスに変えるバイタリティーと実力のある方は是非お試しください~

今回はまず、皆さんが気軽に輸入販売のできる商品を紹介していきたいと思います。

こちらのメーカー直営店が取り扱っている商品の価格と最小ロット数がどの程度なのか把握するために、いくつかの店舗にヒアリングをしてみました。

店舗①

商品名:スマホ保護フィルム(防埃シール付き)

最小ロット:1種類10枚

単価:3.9元~(=約78円~)

店舗②

商品名:スマホケース(材質:アルミホイル+TPU)

最小ロット:500個(小売可能、小売価格 20元(=約400円)/個)

単価:12元(=約240円)

店舗③

商品名:Apple Watch用ベルト

最小ロット:100個(アソート可能)

単価:3元(=約60円)

店舗④

商品名:Magsafeモバイルバッテリー(10000mAh)

最小ロット:100個(カラーアソート可能)

単価:120元(=約2,400円)

※こちらのバッテリーはPSE認証済み、電池性能測定レポート提示可能

カラーのバリエーションが豊富~

商品名:Magsafe wallet(動画表示あり ロゴあり/なし2種類)

最小ロット:100個(カラーアソート可能)

単価:13元(=約260円)

以上、ご拝読いただき有難うございました。

今回の市場調査が皆様のご参考になれば幸いです。

※当市場または店舗にご興味をお持ちの方は、担当者或いは弊社HP上のフォームよりご遠慮なくお問い合わせ下さい。尚、記事作成にあたっては、弊社会員様が利用されている店舗は除外しております。

※ブログ内で表示しております日本円での価格は(1元=20円)で計算しております。

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