広州問屋街 2023年最新レポート~「万福精品広場」

皆様、いつもお世話になっております。

広州パスポートの劉と申します。

ゼロコロナ解除で外出制限がなくなったので、広州でもようやく市場巡りができるようになりました。

そこで今回は広州にある帽子市場をご紹介しようと思います。

「万福精品広場」という卸売り市場の周辺には帽子を扱うお店が約50軒ほど並んでいます。これらのお店では中折れハット、ボーラーハット、ベースボールキャップ、キャスケット、ベレー帽、ハンチング帽、麦わら帽子、テンガロンハットなど様々な帽子が販売されています。下手な撮り方で申し訳ないですが、帽子屋が集まっているエリアの動画を撮ってきましたので、添付させていただきます。

色んな帽子屋さんがある中で、特に「港深资彩」というお店が気になり、気が付いたらもう店内に入っていました。店の中は麦わら帽子ばかりで、独特の夏を感じさせる匂いが漂っています。夏のアイテムしか取り扱っていないと思いきや、春夏秋冬の四季の移り変わりに合わせて旬のアイテムも常に変化していることがわかりました。現在は夏の時期なので、店頭には夏用アイテムがたくさん並んでいますが、冬になるとニット帽や、ウールやウサギの毛など防寒素材で作った帽子が並ぶとのことです。

店舗の中の様子を動画で紹介させていただきます。

「港深姿彩」では夏のシーズンには、ベースボールキャップやバケットハット、ハンチングキャップも販売していますが、売れ行きが最も良いのは麦わら帽子です。ラフィー、パピルス、麦藁、シチトウ(Cyperus malaccensis)、パナマソウなど多くの種類の天然素材を使って帽子を生産しています。

そのほか、シルク製の帽子も人気の商品だと仰っていました。

「港深姿彩」では既製品だけでなく、オーダーメイドもお受けしています。既製品は20個もあれば卸売単価で購入できます。既製品では満足できない方は、その思いや悩みをオーダーメイドで解決しましょう。自分好みに生地、サイズ、色、付属品などを選ぶことが可能です。OEMやODMの場合、1色300個から対応可能で、2色以上の場合、ミニマムロットは200個/色になります。店内の商品の単価は素材やデザインなどによって様々です。20元(=約400円)くらいの商品もありますし、160元(=約3,200円)にもなる商品もあります。例を挙げておきます。

シチトウ製ハット:40元(=約800円)程度

シルク帽子:80元(=約1,600円)程度

以上、皆様の広州仕入れの参考になれば幸いです。

※当店舗または商品にご興味をお持ちの方は、担当者或いは弊社HP上のフォームよりご遠慮なくお問い合わせ下さい。尚、記事作成にあたっては、弊社会員様が利用されている店舗は除外しております。

※ブログ内で表示しております日本円での価格は(1元=20円)で計算しております。

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