【レポート】広州パスポートの「リモートアテンド」遂にサービス開始!!

皆様、ご無沙汰しております。広州パスポートの並木でございます。

当初は中国だけの騒動だったものが、今や世界的レベルで未曾有の影響を与えるまでになったコロナウィルスですが、弊社の会員様におかれましては、外出自粛による各種ネット販売の盛況ぶりに恩恵を受けている方がいらっしゃる一方、日中間の物流の混乱、遅延や国際送料の高騰などで負の影響を痛感されている方も少なからずいらっしゃるのではないかと、弊社としても内心悲喜こもごもといった心境で日々皆様のサポートをさせていただいておりますが、まずは何より健康が第一の資本ですので、くれぐれもお身体だけにはご自愛いただきながら、引き続き中国輸入ビジネスに邁進していただけますことを、僭越ながら心よりお祈り申し上げております。    

このような昨今ではございますが、我々広州パスポートとしまして、コロナの影響を少しでも軽減し、会員の皆様のお役に立てる施策はないものかと、この数ヶ月熟考を重ねた結果、一つの案として出てきたものが、これからご紹介する「リモート商談仕入れ代行サービス」、略して「リモートアテンド」でございます。                   

「リモートアテンド」とは文字通り、遠隔という環境下でもアテンドを可能にすることで、本来であれば広州をはじめとした中国に乗り込んで、お客様自らで買付なり商談を行いたいにもかかわらず、「飛行機が飛んでいない」、「入国が出来ない」、「入国出来ても隔離されてしまう」といった負のトリプルパンチによりなかなか実現できない状況を、この「リモートアテンド」サービスをご利用いただくことによって解決していただこうという狙いでございます。               

「問屋街やショップに行って商品リサーチや買付交渉をしてもらいたい!」

「リモートで自分もOEM交渉に参加して、こちらの意図をダイレクトに先方に伝えたい!」

「これから取引を考えている工場へ行って見学をしてきて欲しい!」…etc

このようなご要望をお持ちの会員様と現地でスマホで繋がりながら、ZoomやWeChatなどのムービー機能を駆使して、あたかも現場にいるかのような空間をご提供しようという試みでございます。

その際には、弊社担当スタッフが会員様と先方の業者や担当者との仲介役となり、適宜交渉や通訳、現場や商品の撮影など、日本にいながらにして通常のアテンドと同じような感覚で、会員様のご希望に沿った形でやり取りを進めていただける、大変画期的なサービスとなっております。                 

先日記念すべき「リモートアテンド」第1弾のご依頼をいただき、担当スタッフに同行する形で私も実際の現場に立ち会ってまいりましたので、その模様をレポートさせていただきます。

今回ご依頼いただいた案件は、広州の近隣にある東莞のアクセサリー工場を訪れ、今後検討している正式取引の露払い役を仰せつかり、工場内の生産管理体制のチェックや今後の取引に向けての交渉、また商品を交えながらの仕様確認などでしたが、まさしく正規のアテンドとほぼ同様のやり取りが、弊社スタッフとスマホという文明の利器の存在によって可能になるのだということをまざまざと実感いたしました。

懸念しておりました工場内の通信環境も申し分なく、およそ2時間にわたったWeChatを介した日中間のビデオ通話でのやり取りも滞りなくスムーズに進行することができました。

具体的にはどんな感じで進んだのかといいますと、例えば「工場内のこのような工程の現場を撮影してもらえますか?」といったご要望をいただくと、即現場に移動して、動画で実際の稼働状況を確認しながらご質問をお受けしたり、「これと似たような商品は生産していますか?」といったご要望には、工場内にある商品展示室を動画を通してご覧いただきながら、ご希望に近い商品をその場でお探しする、といったことが2時間の間に出来てしまいました。

工場側からしてみても、スマホの画面経由とは言え、実際にクライアントの姿や表情を伺い知ることができる上、弊社スタッフの同時通訳により、リアルタイムのコミュニケーションが図れることで、今後の取引に対する意気込みも変わってくるでしょうし、お互い顔の見えない通常の日中間ビジネスにありがちな中国サイドの「殿様商売」「塩対応」などといった振る舞いに皆さんが頭を悩ますケースもだいぶ軽減できるのではないかと思います。

記念すべき初回の「リモートアテンド」終了後に、今回ご依頼いただいた会員様にご感想を伺ったところ、以下のような大変有難いお言葉を頂戴いたしました。

「本来であれば通常のアテンドサービスを利用して、直接伺うつもりでしたが、コロナが収束せず、なかなか次の段階に踏み出せない中で、「リモートアテンド」の存在を知り、今回利用させていただきましたが、日本にいながらにして、実際に現場の状況を拝見しつつ、また先方の担当者と顔を合わせながら交渉が出来る点において大変便利なサービスだと感じました。担当の方にその場で通訳をしてもらえるおかげで、思っていた以上に話を詰めることが出来ましたし、確認できたこともたくさんありましたので、今後また別の業者との交渉も「リモートアテンド」でお願いできればと早くも考えております。」

ということで、コロナの心配がなくなり、会員の皆さんが何の不自由もなく広州にお越し頂けるようになるまでの間、広州パスポートとしまして、この「リモートアテンド」を積極的に展開し、皆さんの中国買付に少しでもお役に立てるよう、全社一丸となってサポートさせていただきたいと考えておりますので、ご興味のある方やご質問などがありましたら、ご遠慮なく担当や私並木宛にお問い合わせいただけますと幸いでございます。

尚、通常のアテンドサービスと違って、この「リモートアテンド」は広州パスポートの会員様限定サービスとなっておりますので、まだ会員になられていない方には、まず弊社のゴールド会員にご入会いただくことが条件になってしまいますが、今ですと期間限定でゴールド会員1か月無料キャンペーンを実施中でございますので、是非この期間にゴールド会員、さらには「リモートアテンド」をご体験いただき、コロナの影響を感じさせない位、充実した中国輸入ビジネスの実現に向けて、新たな一歩を踏み出していただけますことを心より願っております。

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